週刊少年ジャンプ(2026年20号)のインタビュー

このインタビューは週刊少年ジャンプ2026年20号で出ました。
ご自身について
—バンド結成30周年を振り返っていかがでしょうか。
後藤 30年も音楽活動ができて幸せです。これからも色んな音楽を作っていきたいと改めて思いました。
山田 時が過ぎるのはあっという間だなと感じました。今年はたくさんライブをする予定ですが、ひとつひとつを大切にやっていきたいですね。
伊地知 30周年ツアーや海外での公演、フェスなどにもたくさん出る予定なので、ぜひ皆さんライブに来てほしいなと思います。
喜多 ジャンプ読者の皆さんの中に、まだ「アジカン」の曲を聞いたことない人がいたら聞いて欲しいです。ライブにも来てください!
—曲作りで気を付けていることはなんでしょうか。
後藤 曲を魅力的に感じるかどうかを大切にしています。まず自分が心を動かされないと、世に届かないんじゃないかと思っていまして。最近は、感動で泣きながら曲をミックスすることもありますね(笑)。
喜多 1歩引いて曲を見る客観性が大事だと思っています。ただ、どうしても感情移入しすぎて客観視することが難しい場合もありますが…。
伊地知 同じリズムを使わないことでしょうか。例えばAメロが2回あったら、その部分はリズムパターンを変えるように心がけています。
山田 曲の良さを活かすアレンジをすることですね。先にデモをもらうことが多いので、音源を聴きながら自分なりに魅力を発見するようにしています。
—今後の目標を教えてください。
後藤 個人的な働き方改革をすることでしょうか。無理なく年を重ねていける働き方を編み出さないと大変だなと思っています。
菅多 健康に楽しく活動することが目標ですね。健康でないと何もできないので…(笑)。
伊地知 料理研究家として作っているカレーをフェスで全国展開することです!
山田 元気でいることが一番かなと。体調が悪いときは気分が落ち込みますし、楽しめませんから。
TVアニメ『Dr.STONE SCIENCE FUTURE』最後シーズン第3クールオープニングテーマ「スキンズ」について
—この曲を作る時意識したことはなんでしょうか。
後藤 『Dr.STONE』の曲でありつつ、現実世界を歌った曲としても成立するようにしたことでしょうか。『Dr.STONE』のイチから文明を創りなおすという世界と、僕たちの生きる現代社会のふたつを意識しながらこの曲を制作しました。
—曲名の由来はなんでしょうか。
後藤 ピープル(人々)という意味を込めてこの曲名にしました。肌は社会の象徴でもありますし、『Dr.STONE』でも石化が解けた時に石から皮膚に戻っていますよね。私たち人間の存在をあらわすために、スキンズという単語を使っています。
—注目ポイントを教えてください。
後藤 歌詞を読んで「これは何のことだろう?」と考えてほしいです。『Dr.STONE』の社会も、現代社会も、ただお互いの存在を認め合えるような世界になって欲しいという想いをこめています。音楽面でいうと、ダルブッカというアラブの打楽器を追加したことでしょうか。音も面白いですし、その楽器を入れたことにも意味があります。曲の背景を知ってもらいたいという気持ちもありますが、ノリのいい曲なので楽しんで聴いてもらいたいですね。
TVアニメ『NARUTO-ナルト–』オープニングテーマ「遥か彼方」について
—この曲にまつわるエピソードを教えてください。
後藤 当時は、バンドがアニメの主題歌をやるっていうのが当たり前の時代じゃなかったんですよ。ドキドキしながらアニメのオープニングを見た時、本当に感動して鳥肌が立ったことを覚えていますね。今でも「遥か彼方」は世界のどこに行っても大人気なので、いつもアンコールの1曲目にもってくるようにしています。
将来バンド活動を目指すジャンプ読者にメッセージ!
後藤 勉強を頑張った方がいいと思うな。友達と出会う可能性を広げたり、自分の中の選択肢を増やしたりする意味でも大事ですよ!
喜多 簡単なようでいて難しいと思いますが、「バンドをやりたい」という情熱を持ち続けられるといいんじゃないかなと。
伊地知 長い間、自分が聴いても楽しめるような曲を作れているかを考えることが重要だと思います。
山田 日常の中で好きなサウンドを見つけることでしょうか。そこから演奏したいとか、楽器を買ってみたいといった気持ちに繋がってくると思いますよ。
